RIKEN BRAIN SCIENCE INSTITUTE (理研BSI)



スティーブン・F・ハイネマン教授を悼んで



理化学研究所 脳科学総合研究センター(BSI)の研究者および職員一同は 米国ソーク研究所のスティーブン・F・ハイネマン教授の訃報に接し 驚きと悲しみに包まれております
深い悲嘆の中におられるご遺族やご友人 そして同僚の皆様の心中を察し 衷心よりお悔やみ申し上げます


ハイネマン教授は 生物医学研究 特に神経科学の分野における偉大な研究者であり シナプス機能の分子基盤の解明に多くの先駆的な貢献をされました
国際的な広い視野を持ち 寛大で 科学を通して社会の発展に力を尽くされたハイネマン教授は BSIが世界に認められる研究所として成長する様々な過程においても 重要な役割を果たされました


2009年と2011年の2度にわたり Brain Science Advisory Councilのメンバーとして研究所の運営にいくつもの有意義なアドバイスを授け 特に2011年には 議長として当時着任したばかりの利根川進センター長のもとで舵を切った「神経回路遺伝学」というBSIの科学的な挑戦を支援され 同じく2011年には 理化学研究所のAdvisory Councilにも参加されました


ここに挙げたハイネマン教授の貢献は 彼の業績の中では小さなものであり BSIが国際的な地位を築く過程において 彼が与えた影響は計り知れません


BSIは国際研究者コミュニティーとともに 高潔な人物であったスティーブン・F・ハイネマン教授に敬意を表し 謹んで哀悼の念をこめ ご冥福を心からお祈り申し上げます

Stephen F. Heinemann

Stephen F. Heinemann